ブログをもっと書きたいと思いつつ書けないのには複雑で多岐にわたる要素がありそうだ。しかも書こうとする人それぞれで違い、その時々でも違ってくるから単純にこうすればサクサク書けるというのは、まずない。

見た目の印象をどこまで?

自分が自覚したことのひとつに、ブログのデザインなど「見た目に凝りすぎる」問題がある。

どうも文章を書いて読んでもらうというのを、原稿用紙に作文を書いてそれをそのまま提出するとか、紙ベースのミニコミ紙を作って読んでもらうようなイメージを持ってしまっていたのだ。

本文テキストは明朝体かゴシック体か。見出しを付けた際には、その大きさやら位置。カラーにする際には配色。写真を添えるなら大きさや写りの良さまで。

ミニコミ紙をオール手書きで作る人を最近は聞いたことがないが、パソコンのレイアウトソフトを使って作成しても、それなりに作成者のクセのようなものが出るものだ。それも含めて非言語的なメッセージが含まれるように思う。

ブログのルックスのための煩雑な作業やスキル

レイアウトソフトもたいがい習得が必要だけど、ブログも「見た目」でオリジナリティ出そうとすると操作習得に莫大な時間がかかっていく。HTMLやらCSSの基本がわからないと文字の大きさ1つ変えられない。サーバーの操作やドメイン運用はもっと前提の話になる。

このように文章を書いていくこと以外に隠れた作業のあまりにも多いのが、ブログ発信の特徴だと言える。あたまに浮かんだあいまいなイメージを言葉にしようとしても、開いているダッシュボードにアップデートのお知らせが赤文字で点灯し、ちょっと一手間をしに行ってしまい、完了したらすっかり何を書こうとしていたのか忘れていたりする。

だから、集中して文章をつくること、すなわちキーボードをたたいて、横書きで、上から下に言葉が流れて、メッセージになるように書く作業を、徹底して重視しないとブログは書けない。

エディタで書くことに集中したい

そこで、エディタというテキストを入力するだけの機能に特化したアプリを使ったりもする。WordPress のダッシュボードでは機能のタグが画面に多数見えていて文章執筆に集中しづらいのだ(タグを消す集中執筆モードというのがあるくらい)。エディタを使ってみるとそれがよくわかる。

わざわざエディタを買わなくてもOSに付いているメモアプリでもいいと思う。Word 等のワープロソフトでもいいかも知れないが、文章執筆以外の機能を切り捨てる意識をもつのは必須になる。

今のパソコン端末は常時ネットにつながっていて「通知」による邪魔も入るから、世の中には「ネットに繋がらない」のを売りにしたデジタルテキスト入力に特化したガジェットもあるくらいだ。

アナログに回帰

ブログを始めたばかりの人は、ネット環境やら端末の操作で手間をとられて、肝心の文章作りが邪魔されるかも知れない。そんな時は、まずは紙の上で言葉の断片を拾っていくアナログ回帰がお勧め。メッセージは壊れやすくて儚いから。

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