寒くなってきましたが、防寒対策の方はいかがですか?体温が高い方が仕事も家事もしやすいし、将来的に病気にもなりにくいとも言われていますよね。

手足が冷たい、寒気がする、どうにも暖がとりたくて動きづらいとかありませんか?

寒さ対策も身体の代謝の仕組みを理解して、それを能動的に活用する、つまり「能動的に代謝しよう!」の場面ですね。

わたしたちは恒温動物と言われます。「高温」ではなくて「恒温」なのですね。恒に体温を一定に保とうとする「恒温」です。

わたしたちの身体のエネルギー代謝の特徴です。とするならば「体温を一定に保とうとする」働きをうまく活用してやることが、寒さ対策の基本となるわけです。

必ずしも「手足が冷えるから靴下を履く」「寒気がするから厚着をしてこたつで過ごす」だけが正しい寒さ対策とは限りません。

人間にはみずから発熱するという仕組みももっています。恒温動物ですから冷えすぎないように上げようと自ら発熱をするのです。

発熱の材料(熱源)は?

その発熱の材料はなんでしょうか?そうです食べ物です。

しかしここで熱量一般を示す「カロリー」を考えてしまうと間違います。糖質でとるカロリーと脂肪でとるカロリーは発熱における機序が異なります。

ひとことで言って糖質でとるカロリー(今後エネルギーといいましょう)は、なるべく節約して貯めておく働きをするのです。じゃんじゃん使う方に働くのは脂肪でとるエネルギーですね。

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糖質過多の食事で冷えるわけはここらへんにあります。このように代謝の仕組みを知って活用する、つまり「能動的に代謝する」のが冷え対策のキモだというわけです。

他にも「着火剤」としてのビタミンやミネラルの問題もありますが、また機会があれば書いてみたい話題ですね。

発熱のスイッチ

さらに「発熱のスイッチ」ってのがあるのも知っておくと能動的です。

いくら脂肪でエネルギー=熱源を補給しても、それを燃やすモードにスイッチが入っていないと発熱は起こりません。脂肪たっぷりの熱い豚汁をいくらすすっても加温と熱源補給にとどまります。

発熱のスイッチとは、やばい発熱しないとまずい、と身体が認知することです。

もちろん「運動」は発熱スイッチの一つですね。動くと言うことはエネルーギーそのものですから。動こうとすると発熱スイッチが入ります。

差し迫られた仕事に没頭しているときはスイッチ入ってるでしょう。しかしやるべきことが山積みなのになかなかそれ用のスイッチが入らない、ってこともあるわけですよね。

ちょこまかと家事をこなしたり、筋トレをしてみて、いわば迂回路でスイッチをいれて、エネルギー生産をまず起こしてから本来やるべきことに取りかかるという方法もありそうですね。

これが「運動」は発熱スイッチだということ。

「考え方・認知」

二つ目(三つ目まで書きます)の発熱スイッチとして「考え方・認知」も確実にありますね。

じっとして本を読んでいてその内容に「胸熱(ムネアツ)」になったことはありませんか?感動して身体がポカポカすることってありますよね。完全に発熱スイッチ入ってます。

あとステキな人とステキなコミュニケーションがとれたときとか「良かった」「嬉しい」の感情=考え方認知によりスイッチが入ります。女性の方はコミュニケーションを大事にされますが、自然に行っている身体のケアではないかと思いますね。

つまり発熱スイッチを入れる「考え方」や「認知」を自らつくっていくことも冷え対策になり得る。ここでも「考え方」や「認知」がもつ身体への影響を知って能動的に活用する、ですね。

「ストレス」も冷え対策になる

発熱スイッチ3つめです。意外にも「ストレス」も発熱スイッチだとわたしは理解しています。最近そう思うようになりました。

といっても「コントロールできる範囲での」という限定がつきます。

具体的として、冷たい外気に触れる、風呂上がりに冷水をあびる、なども身体にとって「ストレス」そのものです。もしかして考えただけで冷えてきましたか(笑)?

ところが先ほどから繰り返しているとおり人間は「恒温動物」なのです(高温ではなくて・笑)。体温が下がりそうになると上げようとするのです。上がりすぎると汗をかくなどして下げようとします。

そうなると冷たい外気に触れたり冷水シャワーを浴びるとどうなりますか?

さきほど「発熱のスイッチとは、やばい発熱しないとまずい、と身体が認知すること」だと言いました。

つまり「冷たい外気に触れると暖まる」が人間の身体では起こりうるのです。

こたつなどでの「加温」だけでは冷え対策にならないとはこのことで、身体がストレス反応として発熱しようとするスイッチを意図的に入れてやるのも冷え対策になるのです。

頼もしい代謝の仕組みがわたしたちにはあるんだから、それを知って能動的に使いましょう、ということです。

身体が冷えるからといって、こたつやホットカーペットに居る「加温」時間が増えるとますます外気に触れることも減りますし、ちょこまかと仕事をこなす「運動量」も減りますよね。

意外にもそれは「冷え」方向にスイッチを押し続けていることだったのです。

朝少しの時間窓をあけて外気を採り入れるとか、ゴミ出しをする、通勤時に手袋をしないでいるなど、コントロールできる範囲でストレスを感じるとよいわけですね。

もちろん、ほかのストレスにも応用できます。コントロールできるストレスには人間は積極的に対応しようとするようです。身体ポカポカ胸熱(ムネアツ)になれるでしょう。

ちなみに、ストレスを自らの力に変えようって話はケリー・マクゴニガル先生の授業がいいですよ。

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発熱、保温、加温

ここまで「冷え対策」として、わたしたちはどうも「加温」だけを考えてしまいがち。しかし恒温動物として「発熱」する仕組みもあるよね、ということから発熱スイッチを3つ紹介してきました。

あと忘れてはならないことに、恒温動物は体毛がそなわっていることから「保温」の仕組みもあるのですよね。

「外気に触れるといい」といいつつ「保温」も大事なわけですが、これはいったいどうやって両立しているのでしょうか?それについてもその仕組みを知って能動的に活用する、ですね。

しかしこれが長くなりましたので、また冷え対策として「保温」エントリーにできたらなと思います。

まとめ

いよいよ冬が間近となってきたので「冷え対策」について書いてみました。

発熱スイッチで「冷たい外気がむしろ暖まる」点は見落としがちですが、昔から「寒稽古」とか「乾布摩擦」という習慣がありましたよね。

わたしたちって、便利なこたつやホットカーペット、エアコンに「足の冷えない不思議な靴下」など、売られている商品からしか自らの身体の冷え対策を考えられなくなってるのかも知れませんね(物象化)。

「冷え対策」のベースも糖質制限食ですね。タンパク質と脂肪をたっぷり摂取して、ビタミンミネラルも積極的にガシガシガシと食べましょう。

長友選手もこんな食事をすませたらサクッと寝てるようですね。