昨年(2017年)の7月下旬からプロテインを飲んでいる。たしか20代の筋トレをしていた流れで飲んでみたのと、10数年前にダイエットとして「代謝を上げる」目的で数回ほど店頭で購入して以来だ。

当時はいまほど代謝の仕組みをなにも知らずなんとなくイメージで飲んでいたから、効果も感じられなかった。

およそ半年ほどプロテインを続けてそのパワフル効果も体感している。おおぴらに「飲んでるぜ」と言わなくてもイメージで「飲んでるよね」と聞かれることもあるし「おすすめプロテインはどれ?」と聞かれることも増えた。そこで、糖質制限で身体の代謝を作っている場合のプロテイン選びの考え方などを書いておこう。しかし「これ一択」と推せる製品がなくあくまで自主的選択の参考まで。

プロテインを始めた流れ

さかのぼること1年前くらいから、身体はタンパク質として存在していてその代謝として生命活動が動いているイメージを強くもつようになっていた。この本を読んでいたから。

ちょうどその頃、ふじかわ心療内科クリニックの藤川徳美先生がこの本について「いい本だよね」と呟かれたのを耳にしたり、わたしが「1日1食」だというと「3回くらいは食べないと足りないでしょ」と先生から指摘をいただいたりしたのが頭に残っていた。そうこうしているとFacebookで「メガビタミン+糖質制限=藤川理論」というグループが立ち上がった。

管理人の小西伸也さんの発信を読んでいたら、タンパク質摂取量が全然足りていなかったという認識になっていって、ようやく7月になってプロテインを飲んでみるかという気になったのだった。

だから、情報に触れてから随分と時間がかかっている。タンパク質摂取不足だとしても食事で摂るのが原則だとばかりに食事のみで対応しようとしていたように思う。昔のプロテイン経験から「まずい飲み物を我慢して飲んだ」と思い出したこともその理由になる。

このように、しっかり食べているつもりでも「つもり違いで実は足りていないのではないか?」と気づいてから何ヶ月か経ってからなのだったが、他方でこの間に「もし充足されると体感や気分はどんなに変わるのだろう?」とふつふつと思い始めていたのは間違いない。

「興味があったから実験したかった」んである。

糖質制限の人がプロテインを選ぶ着眼点

糖質制限をしていると糖質量を(程度の差はあれ)カウントしながら食事をしている。これは共通の前提。食事1回20g未満であれ1日で10g未満であれ、なるべく糖質量を控えたい方向でカウントしている。

となるとプロテインに含まれる糖質量はチェックすることになる。

単純に原料の牛乳や大豆を加工するだけなら、もともとの糖質含有量が上限。わざわざ砂糖で甘くしたプロテインは飲まないのは糖質制限でプロテインを飲んでいく大前提だけど。それが意外に「プロテイン」とスイッチが入った途端に糖質制限が解除されてしまう人もいるんじゃないかと、いろいろな「ダイエット法」をしている人を見ていて思うところ。

アミノ酸スコア

タンパク質というのは体内で分解されてアミノ酸になるもの。分解されたアミノ酸が身体の情報にもとづいてさまざまな用途でタンパク質として再構成されて身体の構成要素となったり、機能を働かせる。

その際、部品としてのアミノ酸が必要なだけ揃っていることが重要。なんなら必要なものは全てある、という状態がアミノ酸バランス100である。

アミノ酸の理解はプロテインを飲用するにあたって超重要事項だと思う。そもそもアミノ酸とは何か?同じ「栄養素」と呼ばれるビタミンやミネラルとどう違うのか。

ここらへんは「タンパク質本」や「生化学」の教科書を熟読するなどして「タンパク質を摂る」=「プロテインを飲む」ことの意味を深めたいものだ。自分はがんばって読んでいこうと思っている。

ホエイかソイか

アミノ酸スコアをみるなら、必然的にホエイかソイかを選ぶことになる。タンパク質や脂質は動物性から摂るのがよいと考えるなら、ソイよりもホエイになる。ソイは大豆、ホエイは牛乳が原料だから。大豆タンパクのホルモン的作用をどう考えるかもあるが、ホルモンはアミノ酸が合成されて体内で作用していくのだから、アミノ酸を摂取して、あとは身体に任せたらよかろう。

飲みやすさ

これは慣れの問題も大きいと実感する。自分はプレーンタイプでフレーバーのないものを飲んでいるけれど、フレーバーや甘み付きのプロテインを「おいしくて飲みやすい」と評価している方のなんと多いことか。売られているプロテインの圧倒的多数はフレーバーと甘みを添加してあるものなんである。

おすすめどれ?と聞かれて一番困るのがこの点。これから飲んでみようとしている人はどれくらい甘みとフレーバーの虜なのか、ホエイをすすめるにしても「乳製品が苦手」ということはないか。「小さい頃から乳製品が苦手だけど頑張って飲んでみる」つもりがある人なのかどうか。

乳糖を取り除くのは「乳製品が苦手」という人向けということだが、全体の糖質量がグッと下がってくるので、糖質制限的にも好都合。これをアイソレート加工と呼ばれているが、その工程分が価格に上乗せされていく。

価格は続けるためには欠かせないポイント

まずい粉ミルクのような製品に1キロあたり数千円をサクッと払うのは、プロテインを飲む意味や効果を納得していないと「お高くてちょっと」という抵抗感を感じるものだ。飲み始めは「試してみるか」というスタートなんだから余計でもそう。

だから、いろいろとプロテイン製品を探索して、より安価で買える製品を探すことになる。プロテインであれば安ければ安い程よいとはならないのは、ここまで述べているとおり。

糖質量、アイソレート、アミノ酸スコア、ホエイ、フレーバー、などを考慮しながら飲用を継続できる価格の製品を探そうとすれば、それこそ無限と感じるほど組み合わせがあるのではないだろうか。

ひとつだけ推奨するなら

以上の説明をながながと読んで(聞いて)もらった上で、そろそろ1つ紹介しろやと言われれば、以下を勧めている。

ただし、現在はある海外メーカーのプロテインをサイトのキャンペーンが適用になった際に多めに買う、という努力をしていて、こちらのは1回購入したきり。

価格が高いのはやはり継続しづらい要素だけど、「糖質制限+プロテイン」というカテゴリーのなかで上記に述べてきたわたしの要求点がクリアできるのと、Amazonでサクッと買ってすぐに届くことから。

じゃあ、そのキャンペーンで安く買えるという海外メーカのはどうなんだ?といわれれば、これも広くはお勧めできない。というのも、安く買えているのはキャンペーンをいつも見張ってて、しかも飲用を継続する前提で大量に購入しているからだし、キャンペーンのメールは毎日のように届き、間違って似たようなプロテインを買ってしまったり、いらないものを買ってしまったり、のデメリットとのたたかいになっている。

それでもいいから、という方にはご自身がどうしたいのかどうなりたいのかをインタビュー前提で直接お伝えするのでお声がけを(笑)。