溝口徹医師の最新著書/最強の栄養療法「オーソモレキュラー」入門を読んでいます。溝口先生の著書は10年くらい前から読んでいて、すでに「炭水化物は減らす」と書いてあるのに、2013年に糖質制限を始めるまで5年間も気づけませんでした。

最近の溝口先生の著書では、糖質制限というキーワードもハッキリ出てきますし、栄養療法の考え方がより深く、わかりやすく書かれていると思います。

栄養療法の考え方の根本は「あなたは、あなたの食べてきたものでできている」ということわざに表れています。自分の食べ物の「選択」の結果が、いまの自分の健康状態だということ。

あなたは食べてきた食べ物そのものである

 オーソモレキュラーの考え方を表す言葉として、「You are what you eat. 」ということわざがあります。これは、「あなたは、あなたが食べてきた食べ物そのものである」とか「あなたの健康は食べ物次第である」などと訳されます。約3kgの体重でこの世に生を受け、その後自分が食べてきたものによって、いまの自分が作られているのです。
 このことは全員に共通することであり、誰も否定することができない真理です。そしてそれと同じくらい同様に、「未来の自分は食べ物(栄養)で変えることができる」ということも、実は誰も否定することができない事実なのです。

著書ではこれに続いて、溝口先生のもとで、自分の意志で自分を変えた10歳の男の子が紹介しています。友達とのトラブルが頻発して、本人も「僕はダメなんだ」「どうせ何をやっても無理だ」とたびたび言葉にしていたのが、オーソモレキュラー(栄養療法)で3ヶ月後には自分から学校に行き始め、驚いた母親に「大人になったら会社で働きたいから」「将来、人の役に立ちたい」と答えるほどに。

母親も、担当した溝口先生も涙なしに喜ぶことはできなかった様子。溝口先生はこの経過を紹介しながら「オーソモレキュラーは、もともと精神医学の分野から始まり」「身体が元気になるだけでなく、考えが良いほうへ変化する」ものだ、といいます。

食べ物を選んで、サプリメントも併用することで、未来の自分を変えることができる。たったいまの判断と選択が未来につながっている。