現代貨幣理論(MMT)をなぜどのように注目しているのか?

今朝のNHKテレビでMMTやっていたようなので、現代貨幣理論(Modern Monetary Theory=略してMMT)について。

2019/5/19 NHKがMMTを紹介

いきなりですが、みなさんは国からお金が配られたら嬉しいですか?例えば一人100万円4人家族で400万円。毎年じゃなくて1回限りでも歓迎ですか?使い途はもちろんありますよね。一部貯金に回しても安心ですね。

例えばこのような「現金を配る」国の施策にも途を開く議論をしているのが現代貨幣理論(MMT)です。

日本への波及してきたMMTですが、アメリカが震源です。今年(2019年)1月に民主党左派のオカシオ・コルテス議員が「MMTの議論をすすめるべきだ」との発言をしたことが大きなきっかけとなり、そのMMT派である経済学者のケルトン教授は、同じく民主党左派のバーニー・サンダース議員のアドバイザーに就任するなど、アメリカのSocialism(社会主義)運動が光をあててきたことで注目されるようになった経緯があります。

しかし「あなたの世帯に一人100万円ずつお金が配られますよ」と言うと、普通はそんなはずはないだろ?と思うはず。財源はどうするのだ?インフレが起こり経済が破綻するのではないか?と。

これに対して「そんな心配は現時点でしなくてよい」とするのが現代貨幣理論(MMT)です。政府の赤字は気にしなくて良い、国債を発行してどんどんお金を供給して良い、とします。しかも、現代貨幣理論の経済学者ケルトン教授は「日本の政府財政が実際にそうなっている」として、MMTを事実として裏付けているのが日本であるとまでいってます。

国会の議論でも西田昌司議員がとりあげ麻生財務大臣が「日本をMMTの実験場にするつもりはない」としました。

以下、わたしがチェックしてクリップした動画集を紹介します。武田邦彦さんや中野剛志さんの解説をよく聞きました。

なにか書籍で読むなら、

アメリカのMMT理論ではありませんが、大西恒樹さんのこの本がオススメです。より根本で本質的な部分である「お金の発行の仕組み」を解説し、いまやらなければならないことを示し、未来に向かっては脱資本主義に向かうべき、とする思想的で哲学的な書です。著者の大西恒樹さんご自身が為替ディーラー出身で世界金融を知り尽くしている方ですが、思想と哲学に照らされてこそ、複雑な金融の仕組みもよく理解できると思います。

先日の広島と福山での両講演にも行きました。

私が総理大臣ならこうする 日本と世界の新世紀ビジョン

大西恒樹さんによるMMT解説(MMTの前に根本を理解しよう)